2011年5月 2日(月) 自分の命は自分で守る![避難訓練]

 

 4月20日には、家庭科室からの火災発生を想定しての訓練を行い、緊急放送から全校が校庭に避難するまで、4分30秒でできました。訓練後、校長先生と真田消防署 坪田さんから、次のような講評をいただきました。

 

◎ 校長先生から

・ 災害は、いつ、どこで起こるか分からない。東日本大震災で多くの人が亡くなった。被害を受けた人は、今でも困っている。このことから、たくさんのことが分かった。

① 命を守るために、避難訓練をすることがとても大切。しっかりと避難できることが大切。

② 指示をよく聞いて、正しく行動する。少し遅れただけで、亡くなった人が大勢いる。先生の話、放送をよく聞く。

③ みんなで助け合うことが大切。一人だけでは逃げ切れないとき、みんなで助け合うことが大切。

・ 整列するとき、どうして5・6年生は端にいるか。学校の中では一番年上。一人でも行方不明の人がいれば、先生方は探しに行く。そのときに5・6年生が、みんなを守るために端にいる。自覚を持って頼みます。

 

◎ 真田消防署 坪田さんから

・ ハンカチを持っている人は、口を押さえていた。ハンカチを持っていない人は、服で鼻や口を押さえることが有効。

・ 火事では、火も恐いが煙が恐い。煙は、1秒間に横には1~3m、縦には1秒間に5m以上も進む。煙が充満すると見えなくなる。鼻と口から煙が入って、気管や肺などがやけどをする。それを防ぐために押さえる。

・ 3月に、子どもの火遊びで、家が1軒焼けてしまった。風が強く、空気も乾燥している。絶対に火遊びはしないこと。

・ 避難するとき、「お」(押さない)、「は」(走らない)、「し」(しゃべらない)、「も」(戻らない)を守る。階段では将棋倒しになって危険なので、絶対に前の人を押さない。

 

状況によっては、子どもだけで留守番をする場合もあるかもしれません。普段から火の用心についての約束事を子どもさんと確認しておくと共に、万が一火事や地震等が起きたらどうするかについても、子どもさんとよく話し合ってみてください。かけがえのない命。みんなで大切に守りましょう。