2011年8月22日(月) 目標を持って精一杯取り組もう ~2学期始業式~

 

 8月22日(月)、86日間の長い2学期がスタートしました。

始業式では、5年生のめあてと決意の発表の後、校長先生から次のようなお話がありました。

 

shigyousiki2.png夏休みにやってきたことが自信となって、2学期にやるぞという気持ちが出ています。2学期は、長いです。水泳、運動会、音楽会という大きな行事をとおして、一段と成長することができると思います。目標を持って、精一杯取り組んでほしいと思います。

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「学習」という言葉があります。分けると、「学ぶ」と「習う」という字になります。さらに、「習」という字は、「羽」と「白」に分けられます。「白」は、もともとは「自」という字だったそうです。

「習」という字の意味は、ヒナ鳥が一生懸命に自分で羽を動かして飛べるようになるということです。ヒナ鳥は、生まれたばかりの時は飛べません。飛べるようになるまで練習します。私たちも、教えてもらったことを、できるようになるまで繰り返し練習することが大切です。

でも、飛べるようになるだけでは生きられません。飛ぶことを使って、えさを捕ることが次の段階です。練習したことを使うということです。飛びながらえさを捕るうちに、どこに行けばえさが捕れるかということを発見します。発見するようになると、その鳥は生きていけるようになるのです。

私たちも、学んだこと、習ったこと、練習したことを使って発見できるようになりましょう。それが、一つのゴールです。でも、習って、使って、発見すると、また新たな目標ができ、それがどんどん回転していきます。これが、私たちの勉強です。

ヒナ鳥のように、いっぱい勉強して、いっぱい成長する2学期にしてほしいと思います。大いに期待しています。