2014年2月 4日(火) 校長講話

 「日本が誇る道具の技術」という題で、カンナという道具で削った巾20cm長さ180cmの透けて見えるようなものを見せて下さいました。そんなに薄く削るには刃をしっかり研ぐことが大切です。日本の文化の一つは刃・刀の文化です。しっかり研ぐと切り味が良くなります。木の細胞は3ミクロンといわれています。ちなみに、サランラップは13ミクロンです。このカンナは、2ミクロンの薄さを削り取ることが出来ます。3-2=1、なぜ1ミクロンを残すかというと、細胞の形を崩さないようにし、つるつるピカピカにします。そうすると、水がしみこまないそうで、水をはじくそうです。二千年経っても、木が腐らないのは、こういうわけでした。・・・

 

                                                            

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