2016年6月27日(月) 校長講話 ともだち

6月27日~7月1日迄の1週間、本原小学校は「なかよし週間」です。

なかよし週間の初日の朝の活動で校長講話があり、『 ともだち 』という谷川俊太郎さんの詩を読んでいただきました。

DSC01438.JPG12年生は 「え」からあいてのきもちを考え、34年生は 友達のことを思い浮かべながら聞いて考え、56年生は 作者は何を伝えたいか考えながら聞きました。

ともだち   谷川 俊太郎

ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。

ともだちって いっしょに かえりたくなるひと。

ともだちって おかあさんや おとうさんにも いえないことを そうだんできるひと。

ともだちって みんなが いっちゃったあとも まっててくれるひと。

ともだちって そばにいないときもにも いまどうしているかなって おもいだすひと。

ともだちなら たんじょうびを おぼえていよう。 ともだちなら びょうきのときは おみまいに いこう。

ともだちなら たびにでたら えはがきを かこう。ともだちなら かりたものは きちんと かえそう。DSC01454.JPG

ともだちなら いやがることを するのは よそう。

ひとりでは もてない おもいものも ふたりなら もてる。

ひとりでは とどかない せなかも ともだちが いれば かいてくれる。

ひとりでは こわい よるのみちも ふたりで あるけば こわくない。

ひとりでは つまらないことも ふたりでやれば おもしろい。

ひとりでは できないことも ともだちと ちからを あわせれば できる。

しかられた ともだちは どんなきもちかな。 なかまはずれに されたら どんなきもちかな。

しっぱいを わらわれたら どんなきもちかな。ないしょばなしを されたら どんなきもちかな。

やくそくを やぶられたら どんなきもちかな。

じぶんのいいたいことは はっきりいおう。あいてのいうことは よくきこう。

わるくちは いったっていい、でも かげぐちを いうのは よくないな。

おかあさんや おとうさんや せんせいに いいつけるのは ずるいんじゃないかな。

なかなおりをするには けんかするのと おなじくらいの ゆうきがいる。 だけど わるかったと おもったら「ごめんね。」とあやまろう。

すきなものがちがっても ともだDSC01457.JPGちは ともだち。ことばが つうじなくても ともだちは ともだち。

としが ちがってても ともだちは ともだち。おとうさんと おかあさんも ときどき ともだちみたい。

にんげんじゃなくても ときには ともだち。  ー後略ー

なかよし週間中に、ともだちと今まで以上にもっともっとなかよくなれるといいですね。