2011年10月31日(月) 健康教育月間

本校では、10月を「健康教育月間」として位置づけ、総合的な学習の時間を使って全校で「食育」の学習に取り組んでいます。月間のまとめとして「健康フォーラム」を開催し、1日学校を開放して生徒の学習発表や活動の様子を見ていただきます。

 

1学年「家族が喜ぶ朝食を作ろう」 ~食事を作ってくれる方の思いを知ろう~

栄養教諭とのTT、食生活改善協議会の方々のお話と実習、家の方からの手紙などいろいろな方々に関わっていただきながら、朝食の大切さや作ってくださる方の気持ちにふれる学習を行い、健康フォーラムでは、「家族の喜ぶ朝食を作ろう」を目標に、調理実習も行いました。

 1学期の活動でしたが、「真田中の給食室を知ろう」と、実際に給食室に入り「洗浄体験」を行いました。

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   朝食用の卵料理に挑戦中     健康フォーラムでクラス内での発表

 

 

2学年「さなだ食育大学」~食の生産から安心安全に口に入るまでの過程を地域で学ぼう~

本年度新たな活動として「さなだ食育大学」を設立しました。生産者・加工業者・食生活改善協議会など学校外の方々のご協力をいただき、栄養教諭や給食調理員の援助を受けながら以下の3つの学部を設立して追究し、健康フォーラムではその成果を発表した。

<地域食材学部> 真田地域の生産者と交流し、地域食材に関わる学習を行う。

<食材加工学部> 知己移植材の加工業者と交流し、地域の加工品について学習する。

<栄養料理学部> 旬の地域食材を取り入れ、栄養を考えた料理や調理法を学ぶ。

11月の給食は、栄養料理学部の生徒が考案したメニューがずらりと並んでいます。

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 楽しい演出もあった学部の発表会  家庭ではほとんど見かけなくなった

                     鰹節削りに挑戦中

 

3学年「卒業後を見すえた食生活のあり方」

 中学卒業を機会に栄養満点の給食がなくなる3年生に、中学校での食育の仕上げとして卒業後の食生活について考える場を設定した。「健康で安全な食事」「食品選定と健康的な弁当」「おやつ夜食のあり方」「炭酸飲料清涼飲料とうまくつきあう法」「体によいドリンク」「サプリメントの功罪」の6グループに分かれ、調査・実習・まとめの活動を行った。

 本年度は青少年赤十字(JRC)研究推進校としての発表会を健康フォーラム当日に位置づけ、3年生の発表の様子を参会の先生方に見ていただいた。

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学校薬剤師から話を聞くサプリメントグループ

他にもたくさんの地域の方々にお世話になりました。 

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発表会では、パネルディスカッションも行いました。全体講師の小野寺先生にも助言者として加わっていただきました。