2014年6月 4日(水) 校長講話 東日本大震災に生きる子どもたち

 

 6月4日(水)朝の校長講話では,今年度になって現地に行ってこられた校長先生から,東日本大震災で突然の肉親や仲間の死という耐えがたい悲しみを受け,今日まで生きてきた皆さんに関するお話をしていただきました。

 

 多くの在校生や職員を失ってしまった石巻市立大川小学校で,奇跡的に助かった皆さんがその後の生活などについて語っており,当時の仲間のことを思い出しながらも力強く生きている姿を紹介していただきました。

 また,家族の母と祖父母を一瞬で失ってしまった佐々木さんが,祖母に買ってもらったトランペットを思い切って自宅跡で吹くという経験から,いろいろな復興支援に積極的に関わっていくようになった姿を紹介していただきました。

 

 本校でも,昨年度卒業した3年生が3年間宮城県のやまもと幼稚園と朝顔やひまわりを通した交流を続けてきました。本年度も生徒会で復興支援に関わっていく予定です。

 普段はあまり意識することのない復興支援ですが,これを機会に学校全体で気持ちを新たに取り組んでいきたいと考えています。

 

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