2016年11月15日(火) こころのプロジェクト 夢の教室
１０月２５日（火）の午後に、こころのプロジェクトがありました。現在、障がい者水泳で東京パラリンピック出場を目指している富田宇宙さんが塩川小学校に来てくださいました。
前半は、体育館で５年東組とゲームをしました。ただのゲームではなく、クラスで協力しなければできないゲームでした。最初はみんな気持ちがバラバラでしたが、何回も失敗し、何回も話し合いを重ねるうちにクラスのまとまりが形に表れるようになっていきました。
後半は、教室で宇宙先生の夢について教えてもらいました。視覚障がいだと知ったときの苦しみや高校の水泳部、大学のダンス部で目標を達成できた経験などたくさんのことを話してくれました。中でも一番印象に残ったのは「大切な人と夢を共有する」という言葉です。夢について考えるとき、どうしても自分自身の努力ばかりを意識してしまいがちですが、宇宙先生は自分の夢を大切な人たちに伝えることでみんなが自分の夢を応援してくれたり、協力してくれたりするんだと教えてくれました。授業の終わりにはみんなの前で自分の夢を語る場面がありました。強制ではなく自由だったので数名が発表できればいいなと思っていましたが、クラスの半分の人が教室の前に出てきて自分の夢を語っていました。自分の夢を堂々と語る姿を見て、とても嬉しかったです。
