2014年9月25日(木) テレビと違って迫力がありました。  弦楽四重奏。

 上田市の、平成26年度芸術家ふれあい事業、「クァルテット・ソレイユ・クラスコンサート」が行われました。日本各地で演奏活動をされているクァルテット・ソレイユのみなさんが、いつもの本校音楽室で生演奏をしてくださいました。(なお、メンバーの太田さんは上田市出身です)

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 サロンで室内楽を聴く、本来の演奏を5年生は、いつもの音楽室で堪能しました。

感想で出されたのが、「いつもテレビで聞いているものと違って、迫力がありました。」という言葉でした。素晴らしい演奏でした。

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ピチカート奏法なども、実際に演奏してもらいました。

それぞれの楽器は、役割分担があること。演奏は、画を描くことに似ていることを教わりました。

 絵でいうと下書き、土台の部分を担当する楽器。この場合チェロ。

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第一バイオリンが、主役。

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でも、白黒ではさびしいので、彩色を第2バイオリンやヴィオラで。

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演奏がだんだん増えて、彩が増します。

 

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最後は、アンコール、『小さい秋みつけた』『里の秋』を演奏していただきました。

 

  

※控室でつい尋ねてしまいました。

 

  テレビの音で、ストラディバリウス「練習用バイオリン」との音の違いわかりますか

 (私にはいつも、テレビで聴くと、「練習用バイオリン」の方が華やかに聴こえるものでして・・・)

 プロの皆さんのお答えは、

    『テレビだと分からないですね。生の音なら確実に分かります。』でした。

 

 

 マイクを通し、テレビのスピーカから耳に到達するまで、電気的に様々な回路で波形が補正され、伝達され劣化しています。どんなにデジタル化し、高級なスピーカを使っても元の音を完全に再生するのは不可能です。いかに原音に近くするかだけです。

 今日の生演奏では、小音量から大音量までの幅(ダイナミックレンジと言います)が、ステレオなどの再生装置に比べて格段に大きく、子どもたちもしっかりと聴き取って、演奏を楽しんでくれました。

 まさに、クァルテット・ソレイユの皆さんが言われた、「聴き手も役割があり、演奏者と一緒に作品を造るのです。」という言葉通り、5年生は生演奏を楽しみました。

  ありがとうございました。

  

  なお、9月27日(土)15:00(開場14:30)から、西部公民館にて、クァルテット・ソレイユの皆さんの公演があります。中学生以下無料、大人ワンコインです。

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