2016年4月 2日(土) 校歌

 昭和36年に学校創立8周年の記念として、学校とPTAの役員によって、
校旗・校歌作成委員会を構成し、作成の計画を進めた。同年8月に委員会で、
作詞者を昭和女子大の石森延男先生に決定し、同年12月に作詞のために石森先生が来校され、詩が完成した。
作曲は東京学芸大音学部長の兎束龍夫先生に依頼し、昭和37年1月に曲ができあがった。
 校歌の第一章は、「紫匂う烏帽子山」に象徴された質実剛健な心と、たくましい体を歌い、
第二章は千曲川の清い流れを通して、若者の清らかな誇りと夢多き学校と故郷の歴史を思うことを歌い、第三章は自主的学習と学友の協力の下、将来への発展の願いを歌ったものである。
 高らかに歌う校歌の詞は、上田市立第一中学校のよき伝統を培ってきた建学の精神であり、たゆまざる研鑽によって、人間性豊かな人格の完成という高き理想に向かおうとするものである。
ここに集うわれらが、互いに敬愛の念を持ち、かけがえのない人生を正しく、たくましく生きることを誇り高く誓うものである。

 

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