2019年11月13日(水)
台風被害に対する募金活動
連日､長野市の台風被害に対する報道がされています｡いまだに避難生活を余儀なくされている方が大勢います｡心よりお見舞いを申し上げます｡
私は､今回被害にあった東北中学校に6年前まで勤務していました｡また､昨年度までは信濃町立信濃小中学校にいましたので､甚大な被害を受けた豊野中学校､長沼小学校とは同じ地区の学校（長水地区の北部支会）でした｡
東北中学校時代にお世話になった方が被害にあっていたり､昨年まで勤務した信濃小中学校の職員の住宅が被害を受けていたりしていたので､今回の被害についてはとても身近な問題として捉えています｡
また､本校の職員の実家も被害にあったという話も何件かあります｡
おかげさまで､四中区や上田市は､復旧作業が順調に進み､台風の被害について話題になることが少なくなってきています｡
そんな中､本校の生徒会の福祉委員会が､自分たちにできることはないかと｢被害に対しての募金活動｣を始めました｡
今まで全国で災害報道がされていても､災害の少ない上田市に育つ私たちは､災害をどこか他人事として捉えがちだったと思います｡
しかし､今回の台風被害を受けて､その意識は大分変わってきていると思います｡知識として理解していることと､体験を通して理解したことは違います｡
私たちは､その理解したことを､今後の生活や生き方に生かしていかなければなりません｡
そんな思いを味わった生徒たちが､自主的に募金活動を始めたことこそ､とても意義深いものだと思います｡
被害を受けた地域の､一刻も早い復旧を心からお祈りしています｡
投稿者: 第四中編集