2020年3月17日(火) 令和元年度 卒業証書授与式を挙行しました。

 昨日の雪で、天気や気温が心配されましたが、朝から雲一つない晴天に恵まれ、上田市立第四中学校の第61回卒業証書授与式を無事に挙行することができました。

 昨日の校長日記にも記しましたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、規模を縮小して行いました。

 本来であれば、卒業証書を私から一人一人に渡すところでしたが、式の中では、各クラス代表に授与をし、式後の学活で各担任から、クラスの生徒たちに授与をしてもらいました。

 そんな分散した証書授与ではありましたが、189名の卒業生全員に卒業証書を授与することができました。

 来賓や在校生の参加を上田市共通で見合わせ、式で歌う歌も感染を予防するために、会場にBGMで流す形をとりました。

 生徒たちには、記念すべき様々な場面を取り上げてしまった(縮小してしまった)ので、大変申し訳ない思いがしました。しかし、全職員で、できることをできる限り準備をして、この記念すべき日に心を込めました。

 生徒たちは、何年かたった後に、きっと誰にも経験できなかった卒業式を笑顔で振り返れる日が来るといいなあと思います。

 そんな状況の中での卒業式でしたが、生徒の姿は立派でした。入退場の姿、立ち振る舞い、卒業生代表者の挨拶、練習を一度もできていない姿とは思えないほど、立派でした。

 まさしく、中学校生活の3年間、義務教育の9年間で身につけてきたものが発揮された式となりました。

 中庭を通って卒業生が保護者と共に巣立っていく時には、春の暖かな日差しが卒業生を包み込んでいて、天気も卒業生をお祝いしてくれていると感謝の思いでした。

 

 卒業生の今後の飛躍と健闘を祈っています。

 様々な地域の皆様にご心配をおかけした卒業式でしたが、無事に終えることができました。ありがとうございました。

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