2020年1月 9日(木) 2学年 歯科講演会が実施されました。

第5時間目に全校生徒を対象に学校歯科医の岡先生による歯科講演会が体育館で行われました。

「口は命の入り口、心の出口」ということで、歯科検診のこと、虫歯・歯周病予防の仕方、口呼吸と鼻呼吸の違い、口呼吸から鼻呼吸へ変える方法やあいうべ体操について話していただきました。
歯科検診でみられる口の中の病気として虫歯、歯肉炎などがあります。

虫歯を放置すると歯の表面を覆うエナメル質だけでなく歯の内側の象牙質もおかされ、神経を抜かなければならなくなったり、歯自体を抜く必要があることもあること。歯周病で体の臓器にまで悪影響があるということでした。 
そうした虫歯、歯周病の予防のためには歯磨きを励行すること。歯間ブラシも使うとよりよいこと。歯科定期検診を受けること、栄養バランスのとれた正しい食生活に心がけること。生活習慣の改善に心がけることなど話していただきました。
また呼吸には、口でする口呼吸と鼻でする鼻呼吸があります。口呼吸は口の中が乾燥して細菌が口の中で繁殖し虫歯になりやすかったり、乾いた異物の多い空気がのどに入ってきて病気の原因になることがあります。鼻呼吸では空気中の異物を鼻毛で除去したり、空気の温度変化と乾燥からのどを守るメリットがあるということでした。
よって健康な生活のためには口呼吸から鼻呼吸へ変えていく必要があります。そのためには自分が口呼吸していることに気づくこと。鼻づまり、歯並び、いびきを治すこと。そして口を閉じる筋肉を鍛え、舌を高い位置に戻すあいうべ体操が有効ということでした。あいうべ運動とは口を大きく「あ~い~う~べ~」ということ、1セット4秒前後のゆっくりとした動作で、1日30セットを目標にスタートすることなどを教えてもらいました。
 口呼吸の健康への悪影響を知り、鼻呼吸に変えていくこと。虫歯、歯周病の恐ろしさを知り、早いうちに直しておきたいと思いました。本校では虫歯の未治療者が多いとのこと。この講演会で学んだことを心に刻み、早めに治療すること。口呼吸でなく鼻呼吸をするよう気をつけていってほしいと思いました。

 

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