2019年11月 8日(金) 大野靖之さんの学校ライヴ♪

 今日は参観日でした。IMG_4409.JPG

 11月の参観日には、毎年、PTAが主催する「親子人権教育講演会」を実施しています。

 今年の講演会は、昨日の校長日記にも記しましたが、シンガーソングライターの大野靖之さんの「大野靖之 学校ライヴ ~大切なものほどそばにある~」を行いました。

 澄み切った歌声、心温まるトーク、温かな眼差しで生徒たちと触れ合う姿に、魅了されてしまいました。そして感動しました。

 私が、大野さんの思いを文章で伝えるのは、何か、安っぽくなってしまって申し訳ないのですが、印象に残ったことを記したいと思います。IMG_4414.JPG

 

 〇夢について

 夢は未来の自分の姿を思い浮かべること。どんな生き方をしていたいか、どんな人と一緒にいるのか、どこに住んでいるのか、そして、自分は何が好きで、何をしていたのか、そんな身近なことを心に思い描いていくことから始まる。大げさに努力をしようなんて考えなくていい。

 そしてその夢は口に出したときに叶い始めている。

 

 〇愛・命について

 あなたは、一人ではなく、かけがえのない存在である。そして、命は、自分のためと共に誰かのためにもあるかけがえのないなのだ。
 母から受けた命を精いっぱい輝かせて生きていきたい。その一生懸命の姿を天国にいる母に伝えていきたい。

 話の途中に、どんな環境にあっても絶対に逃げずに立ち向かいたい。どんな場でも、常に一生懸命の姿勢を忘れずに全力を尽くすという言葉が何回も登場しました。

 ライヴ終了後に校長室でお話をする中で、1000回を超える学校ライヴを通して、今まで、自分の取り組みに対して様々な葛藤があったそうです。

 しかし、一度ライブを見た子どもが大人になってから連絡をくれたり、先生方のつながりの中で様々な学校からライヴの依頼を受けたり、校歌の制作を依頼されたりする中で、今ある自分の精一杯を尽くしていくことが大事であり、そのことを大事にしていきたいとの話でした。

 大野さんはライヴの中で、「いつも生徒の姿に学ばせていただいている」とも言われました。子供を目の前にしている私たちにとっても、胸に響く大切な思いが伝わってきました。

 大野さんの生き様や、歩んできた中で生まれてきた歌は、説得力があると共に、心が揺さぶられるものでした。

 

 今日の学校ライヴは、子どもたちの心、私たち教職員の心に大きな力を与えてくださいました。

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