2019年12月20日(金) 放射線の授業
一昨日、昨日と、3年生の各クラスの理科の授業で「放射線」の学習をしました。
講師は、NPO法人放射線教育フォーラムの宮川先生と、全国中学校理科教育研究支援センターの高畠先生・大橋先生が務めてくださいました。
まずは、放射線についての基礎知識の理解から始まりました。
福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質による被害や処理の仕方については、日本の大きな課題として依然あり、国民の関心も高いところです。
しかし、放射線は、科学技術の一つとして日常生活でも様々に利用をされています。
この放射線は、ごく少量ではありますが地球誕生以来ずっと私たちの身近にあり、理科の授業を受けている教室内にも放射線(ガンマ線)が測定されました。
授業では、実際に霧箱とドライアイスを使い、放射線を可視化できるようにし、生徒たちは実際に放射線を目の当たりにしました。
私も参観をさせてもらいましたが、知らないことばかりで、とても勉強になりました。
専門家の理論だった説明や資料、実際に実験を通して学ぶことは、すごい学習効果があるのだと思いました。
放射線というと、何か怖いもの、病気になってしまうかもしれない危険なものみたいなイメージを持ちがちですが、しっかりとした知識を持ち、世の中の役に立つように、うまく利用していくことが大事です。
これからの未来を生きていく子供たちにとっては、なおさら必要な学習であるように思います。
校長日記には、今まで何回も地域の皆様や外部講師の皆様による支援やご協力に感謝の言葉を書いてきました。
四中の教育活動に対し、本当に多くの皆様のお力をいただいていることに、今回も改めて感謝に気持ちでいっぱいです。