2020年7月30日(木) 苦渋の決断。
昨日、長野県の危機管理部より「新型コロナウィルス注意報」が発令され、感染警戒レベルがレベル1からレベル2に引き上げられました。
県内の感染拡大状況と共に、全国の様子を見ると致し方ない方向です。
四中では、本日、臨時職員朝会を行い、全職員でレベル2に対応した感染予防の再確認を行い、朝の全校放送で、生徒に対して自覚のある行動と一層の注意喚起を促しました。また、保護者の皆様にもプリントを配付し、家庭での検温と健康観察等の感染予防の徹底をお願いしました。
レベル2の文部科学省のガイドラインによりますと、生徒自身の風邪の症状はもちろん、生徒本人に症状がなくても、同居される家族に風邪の症状がある場合は、出席停止の措置をとらせていただくことになります。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、生徒の健康や安全を第一と考えたときに、今後もご協力をいただくことがあると思います。よろしくお願いします。
さて、全国・県内の感染拡大を受け、8月23日~25日まで予定していた3年生の京都・奈良への修学旅行の中止と、8月24日~25日に予定していた1年生の高原学習の中止を決めました。
両学年共に、生徒たちが、とても楽しみにしていた宿泊旅行の行事でありました。二つとも中学校生活の中の大きな思い出となる行事です。
中止にあたっては、最後の最後まで世の中の成り行きを見守ってきましたが、生徒の命、健康を第一と考えたときに、苦渋の決断をせざるを得ませんでした。
3年生には27日に、1年生には本日、学年集会を開いてもらい、私の方から中止について伝えました。生徒たちは、静かに聞いてくれ中止の方向について理解をしてくれました。
1学年集会では、生徒から、いつまでもくよくよせずに、次に向かって頑張っていきたいと言葉がありました。言葉に詰まり頭が下がりました。
今後は、世の中の状況を見ながら、実施日、実施内容、目的地を再検討しながら、何か代替となる行事が設定できればと考えております。
今後も、学校生活や家庭生活では、いろいろな制限がかかると思います。しかし、その場、その時に、生徒が精一杯輝けるような取組をしていきたいと思います。
保護者に皆さまには、両行事の実施や学校教育に対して、常にご協力いただいており感謝です。今回の決定に対してのご理解とご協力をお願いします。
学校へのご意見や要望等がありましたら、遠慮なく申し付けください。