2021年12月15日(水) ネットリテラシー学習 5・6年生

  5校時に、南澤伸之氏(一般社団法人セーフティネット総合研究所長)を講師に迎え、5・6年生がネットリテラシー学習を行いました。上田ケーブルビジョンさんのご厚意で、講師の先生をお呼びすることができました。

 

 南澤先生からは、実際に起きたネット詐欺犯罪の実例も紹介していただきながら、何気なく行っていることが、インターネット犯罪に結びついてしまう怖さを教えていただきました。また、どのように防いでいけばよいか、気をつけることも教えていただきました。

 

①個人情報は教えない。一度伝わったら、情報を削除しきれない。

②A、B、Cのマークは、年齢制限を表している。小学生がよいのはA。中学生はAとB。15才以上でないとやってはいけないのはC。親と一緒でも、小学生はBとCの画面を見てもいけない。小学生は特に脳が発達する時期であり。BとCを見ると、よくない影響があるから。(強い光を入れているため、目に入ると脳をいためつける)年齢制限があるものは、守る。守ることで、自分が守られる。

③オンラインゲーム等をする時間が1時間を越えると、脳の発達にダメージがある。集中して画面を見続けると、脳をいためつける。「朝の体調が悪い」「めんどうくさいと思う」「いらいらする」「体調不良になる」等の症状もあらわれる。また、将来に影響が出る。1日に1時間以内にすること。1時間以内なら、脳の本来の発達を妨げないことがわかっている。「1時間の壁」を意識して。

④時計を意識する。時間を決めて、自分で時計を見て、やめる。

⑤インターネットに個人のことを投稿しない。

⑥SNSでは、伝えるべき情報だけ伝える。「感情を書き込まない」「個人を特定できる情報を書き込まない」「自身が確認できるもの以外は、他人に回さない」ことに気をつける。

⑦ネット情報と向き合う時は、「なぜ?」「どうして?」「本当に?」といった批判的思考を大事にする。物事の本質を見極めるように。

⑧言いっぱなし、聞きっぱなしでなく、コミュニケーションを大切にする。

⑨大切にしていってほしいことは、「本を読む」「時間を守る」「心のキャッチボールを大切にする」こと。

 

 以上が内容の抜粋です。インターネットをよく理解してどう使っていくか、大切なことをたくさん教えていただきました。インターネットは便利ですが、危険なことも多いため、安全な使い方を学習することがとても大切です。学習したことを子どもたちが自分の生活に活かしていけるよう、ご家庭のバックアップをよろしくお願いします。

 

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