2020年10月 9日(金) 雨が降ったどんぐりえんそく

10月9日(金)の朝は、曇り空でしたが、1年生全員がそろって、元気に遠足をスタートしました。尾野山の狭くて急な坂道は、木や竹が茂って薄暗い所もあり、「トンネルみたいだね。」と、楽しんで登っていました。道沿いに、朝顔や秋桜がまだきれいに咲いていました。

 

目的地の信州国際音楽村に着くあたりで、ポツポツ小雨が降ってきました。天気予報では夕方までは曇りだったので、音楽村の係の方にお願いして、雨宿りも兼ねて、ホールの見学をさせてもらいました。

 

でも、見学が終わっても、まだ小雨が降っていました。特別に野外ホールのステージを貸していただいて、お弁当を食べました。子どもたちは、お弁当を見せ合って、とっても、嬉しそうに食べていました。

 

ところが、お昼を食べているうちに、雨は止むどころか本降りになり、風も音を立てて吹き始めました。台風14号が近づいてくる事を考えると、残念でしたが、遊ばずに帰ることにしました。子どもたちは、文句も言わず、嬉しそうにカッパを着て、雨や風の感触を楽しみながら、元気に学校に戻ってきました。「カッパって、足が濡れるんだね。」「もう、靴が、ビショビショだよ。」などと、つぶやいていました。学校では、先生方がエアコンで教室を温かくして待っていてくださいました。

 

小学校初めての遠足が、中途半端になってしまいました。でも、子どもたちは、頑張って歩いて、お弁当をおいしく食べて、雨の感触を楽しんで、まあまあ満足そうでした。今日は、ミニどんぐり遠足です。こんどこそ、雨に降られずに遠足が楽しめるといいです。

 

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