2014年6月 3日(火) 大成功だった烏帽子岳登山(4年生)

 

DSCF3972.jpg実施計画の通りの時間で山頂に到着することができました。烏帽子岳は「登山」の山です。急な坂がありますし、岩場がありますし、両手を使わなければ登れない所もあります。でも、子どもたちは、「がんばって」「もうすぐだって」などとお互いに励まし合って登る姿を見せてくれました。すばらしい子どもの姿の再発見でした。

最後の休憩場所のあとからが今回の登山の本番です。いきなり急な坂になります。足下も岩が多くなり、気を付けて歩かないと足をくじいてしまいます。そんなこんなで、やっとのことで烏帽子岳の稜線まで出ます。いわゆる「鞍部」と呼ばれる場所で、ここまで来ると、東御市から丸子地区の一部まで眼下に見下ろすことができます。子どもたちは、ここまでがきつかったので一斉に歓声を上げます。そして、右側を向けば山頂と見間違う「小烏帽子」が見えます。「よし、あともう少しだ」のかけ声で登山を再開します。ここからは本格的な登山になります。急坂、岩場、浮き石...場所によっては、両手を使わないと登れない所も何カ所かあります。 そんな思いをしてやっとのこと小烏帽子(子どもたちが思い込んでいる頂上)に着きます。やったー着いたぞー......うん?......なんだ、あそこに見えるとんがった山は......。その峰こそが実は本当の烏帽子岳山頂と知り、落胆する子どもたち。でも、仕方ありません。もう進むしかないのです。ここからはさらにきつい登山になります。岩を登ります。 ...という過程をふんで、見事「烏帽子岳山頂:標高2066m」に登頂できました。

RIMG0061.jpg 鏡交信の予定時刻の11:30になりました。子どもたちは必死に目を懲らして下界を見ています。しばらくすると、尾野山の左側に強烈な光が輝いています。ふれあい学級の2年生が鏡交信をしているのです。2年生の担任が、学校の保健室の大鏡を校庭に持ち出し、鏡交信をしてくれたそうです。それを見た子どもたち、大感動です。「すげー」「すごい」の連発でした。もちろん鏡交信は初めての子どもたちです。自分たちが予想していた風景とはかなり違っていたのでしょう。小さいけれども強烈な光を放つ鏡交信に感動していました。

周りをよく見ると、他にもチカチカ光っているものがありました。たぶん、おうちの方々が鏡交信をしてくださったのでしょう。ありがとうございました。