2014年6月26日(木) クリーンセンターとリサイクルセンター(小柳産業)の見学 4年生

 

DSCF3983.jpg4年生は社会科学習で、丸子クリーンセンターとリサイクルセンター(小柳産業)の見学に行ってきました。子どもたちは、夏に依田窪プールへ行きますが、そのときにクリーンセンターの高い煙突を見たことがあったようです。

 ゴミピットなど、普段は入れないような場所にも入れさせていただきました。広がっている空間の大きさや動いている様々な機械の大きさに子どもたちは声を上げて驚いていました。ゴミピットの扉が開くと、生ゴミを中心とした猛烈な臭いがしました。思わず顔をしかめる子どもたちでしたが、「では、この臭いの原因をつくっているものは何なのだろう。だれのせいなのだろう?」と問うと、「生ゴミをいっぱい出すからだ。」「家に帰って、生ゴミを少なくするように言おうっと。」と口々に言っていました。

 煙突から出ているものは、決して「煙」ではなくて、「水蒸気」ということも学びました。臭いも含めて、施設からは

害になるものが「何も出ていない」ことを学びました。

DSCF3987.jpg

ゴミを処理するための最新のしくみも実際に見学させていただきました。ゴミピットの大きなクレーンには、声を上げて驚く子どもたちでした。単に「ゴミを処理する」ことがこんなにたくさんの機械を使って、職員の方々がいろいろな工夫をしていることを知った子どもたちでした。

 最後のまとめでは、ゴミの量を減らすこと、ゴミをきちんと分別して出すこと、3R、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の大切さをしみじみ感じて、クリーンセンターをあとにしました。

 

 

DSCF4005.jpg次に、リサイクルセンター(小柳産業)の見学に行きました。

目の前にあるペットボトルの山。これは、たった1日で集まるペットボトルの量だと聞き、驚く子どもたちでした。

そのほかにも空き缶や廃材、段ボール、壁材などのさまざまなリサイクル物を目にしましたが、その量に圧倒される子どもたちでした。

 

 

 

DSCF4021.jpgここでも様々な仕組みや機械を目にしました。これは、大きな強力な磁石と巨大な爪がついた機械です。大きな金属類を分類したり、裁断、運搬したりする機械です。

子どもたちの目の前で、大きなドラム缶2本があっという間に、ぺしゃんこになりました。

DSCF4041.jpgブルドーザー2杯分の多量のアルミ缶が、この機械にかけると、こんなに小さな長方形の塊になってしまいました。

様々な機械の能力のすごさ、その機械を操作する人の技術の高さ、そういったものに感動の声を上げる子どもたちでした。それと同時に、不燃物や資源物の量の多さに、びっくりしていました。

クリーンセンターとリサイクルセンターの見学を通して、ごみを減らすことの大切さを知るとともに、きちんと分別をすることの必要性を学んだ子どもたちでした。