2021年10月19日(火) 自動車のリサイクルについて学びました

10月19日(火)、社会科見学に行ってきました。今年は、長野県中古自動車リサイクルセンターを見学しました。長野県の自動車会社が出資してできた協同組合の工場だそうです。

 

まず、概略について説明を聞いたあと、クラスごとに工場内を見学しました。まず前処理の段階でエアバックを爆発させたりガソリンやオイルを抜いたりして安全を確保してから解体作業に入る様子を見学しました。そこからエンジン、タイヤ、ドア、ハンドルなどのパーツや細かいねじにいたるまでそれぞれの部品に分けられていく行程を見ていきました。

 

解体では、電動車両解体機、通称ニブラと呼ばれる大きな機械が使われていました。まるで大きな生き物がえさをついばむように見え、子どもたちも釘付けになっていました。様々な部品を外された自動車は、最後は四角くプレスされた鉄の塊の状態になって出てきました。部品はリサイクルされたり、使える部品は海外でリユースされたりするそうです。また、日本の自動車は品質や性能がいいので、例え中古の部品でも海外で人気があるとのことでした。

 

子どもたちの感想から、「ニブラはとても大きいのに、細かい作業もしていてすごいと思いました。」「自動車はほとんどの部品がリサイクルされていることがわかりました。」など、実際に見学したり話を聞いたりして学んだことがたくさんあったようです。今後社会科で学習する「人や環境にやさしい車づくり」をしている日本の自動車工業について考えるいい機会となりました。

 

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