2016年4月22日(金) 松浦貴之さん・佐野信幸さん トーク&ライブ

DSCF4809.jpg 松浦貴之さんは、1999年、28歳にして腎臓がん宣告を受けました。余命は「早くて半年、よくもって2年」と。しかし、今では「がんになる以前よりも、健康で幸せな人生を手に入れた。」とご自身でおっしゃっています。命のマガジン「メッセンジャー」の編集長兼変酋長で、ご自身を「シンガーソングランナー」とおっしゃっています。

 佐野信幸さんは、弱視として生まれ、高校から盲学校に通われました。 小学5年生よりピアノを始め、筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科に進まれました。ピアノ以外にもギター・ドラム・ベース・オカリナ・ヴァイオリン・ヴォーカルなどもこなされます。マジックとジャグリングもされます。自らを、「ミューマジシャン」とよんでいます。

 生存率0%のガンを克服できたのは、奇跡ではない。みんなにも同じ可能性がある。命の力。なぜその力を引き出せたのか。それは、自分を信じ、救ってくれた父と母の力。あなたが生きることを信じる。こんなに信じてくれるのならこの病気を絶対に治そうと信じた。みんなの命は、お父さん、お母さんが、自分より大切な命と思う命だ。大切にされている命なんだ。

歌『だいじょうぶだよ』

 生きているだけで100点満点。つらいことが命を照らしているんだ。失敗の中に幸せの種がある。

歌『うん、このままでいいよ』

失敗をおそれずにチャレンジしてほしい。イチローも錦織も、きっとそうだっただろう。だけど、特別なことじゃない。みんなもそうなんだ。自分を愛してあげることが大切なんだ。夢があるから可能性が出てくるんだ。

ホノルルマラソン。チーム・メッセンジャー、全員完走。 ここにいられるってことだけで、すごいことなんだ。すごいから生まれてきたんだ。

DSCF4811.jpg歌『生まれる』

 自分が生まれたとき、どうだったか、家に帰ったら聞いてほしい。でも、家に帰って、家の人に会える確率も100%じゃない。もしかしたら、何かあるかもしれないんだ。だから、会える幸せを味わってほしい。

 もし、自分の夢が、人に「無理」と言われたとき、わたしならかなえられると信じられる自分をつくってほしい。そのために、今、勉強しているんだ。......

ぜひ 「松浦貴之」さんで、Webを検索してみてください。