2019年12月14日(土) 音楽でつながる 西内小音楽祭

お祭りのイメージとはどんなものでしょう。何人かの子に聞いてみました。子どもたちからは,「たくさんの人が集まる」「いろんな人が集まる」「みんなが笑顔」「にぎやか」「楽しい」そんな言葉が返ってきました。先週12月14日の西内小学校音楽祭は,たくさんの人が集い音楽を楽しむ,多くの笑顔があったにぎやかな音楽のお祭りとなりました。

 

全校児童によるオープニング曲「LET'S GO いいことあるさ」の歌いだしの一声で音楽祭の雰囲気ができました。張りのある声で,子どもたちの音楽祭への期待,やる気が感じられました。

1・2年生はインフルエンザ流行のピンチを子どもたちと職員のチームワークで乗り越えました。ピンチをチャンスに替え,子どもたち同士,子どもたちと職員の信頼感は一層高まりました。カスタネットのリズムは魅惑的でした。

3・4年生のソロや二人で歌うパートは素晴らしかったです。透き通った優しい歌声は聴く者の胸を打ちました。優しい歌い方は「赤いやねの家」の曲の感じを理解し,表現しようとしていたからできたのでしょう。表現力豊かな3・4年生です。

5年生の合奏はメロディを打楽器のリズムが支えていました。ドラムセットを発表に使うのは金管クラブがある学校だからこそでしょう。複雑なリズムと「キリマンジャロ」の軽快なメロディの融合がありました。金管で頑張っているからこそできたステージでした。

6年生は英語詩の曲にチャレンジしました。美しさに加え力強さのある歌声はさすがです。音楽と外国語の学習をつないだという価値もあります。合奏は音の重なりの美しさがありました。6年生の聴きごたえのある演奏は音楽祭全体を引き締めてくれました。

合同バンド,音楽クラブの皆さんには,迫力のある演奏で音楽祭に花を添えてもらいました。来入児のみなさんのリズムの動きもかわいかったです。金管バンドは顧問が痩せる思いで新曲を披露し,最後まで進化しようとする姿勢を見せてくれました。エンディング曲における子どもたちと会場の皆さんのハイタッチは,音楽祭の感動を分かち合う場となりました。

西内小学校の子どもたちを中心に,音楽で多くの人が集いつながるすてきな音楽祭になりました。

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*なお、音楽祭に至る活動の様子は「学校だより9」に掲載しましたのでご覧ください。