2020年2月17日(月) 水の沸騰実験で合同理科③ 3・4年生

3年生は理科で「ものの重さをくらべよう」、4年生は同じく理科で「水のすがたと温度」の学習をしています。今日の理科は3・4年生合同でやりました。前回の続きをお知らせします。

4年生は氷を溶かした水を温めていったとき、ビーカー壁面に泡がつかないことを考察をしていきました。家でインターネットで調べてきた子がいて、「氷を溶かした水は純度が高い」と書いてあったと教えてくれました。「純度が高いってどういうことだろう」純度が高いとの言葉を手がかりに考えていきました。もう一つ、氷をよく観察してみました。氷の中には空気の粒のようなものが見えます。水は0℃で凍ることを実験を通して知っている子どもたちが立てた仮説は以下の通りです。

①空気は水に溶け込んでいる。魚は水の中の酸素を呼吸しているというのを聞いたことがある。水は0℃で凍るが、空気は凍らないから氷と水は分かれて氷の中で空気は粒のようになる。

②氷が溶けだすと、氷と分かれていた空気は空気中に出ていってしまう。だから氷が溶けた水は空気の溶け込みが少ない。

③水を温めていくと、溶けていた空気が出てきてビーカーの壁にくっつく。しかし氷を溶かした水を温めても空気が溶けていないから空気は出てこないしビーカーの壁にくっつかない。

次回はこの仮説を確かめるためにどんな実験ができるか考えていきます。難しいですが楽しいです。(おわり)

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