2020年4月21日(火) コロナ対策の日々とストックデールの逆説

新型コロナウィルス感染症対策のため学校が再開できず、児童、保護者の皆様にはたいへん不安定な毎日となっていることと思います。

 

そんな状況への一つ考え方になるのではないかと、「ストックデールの逆説」との言葉を紹介します。本で読みました。

 
ストックデール氏はベトナム戦争で7年半、戦争捕虜を経験し生還しました。厳しい状況の中を生き抜いたアメリカ人です。その経験を振り返って以下のような言葉を残しています。

 


「わたしは結末について確信を失うことはなかった。ここから出られるだけでなく、最後にはかならず勝利を収めて、この経験を人生の決定的な出来事にし、あれほど貴重な体験はなかったと言えるようにすると」

 

どのような人物がそれをできなかったのかという問いに対して、ストックデール氏は次のように答えました。

 

「楽観主義者だ。そう、クリスマスまでには出られると孝える人たちだ。クリスマスが近づき、終わる。そうすると、復活祭までには出られると考える。そして復活祭が近づき、終わる。つぎは感謝祭、そしてつぎはまたクリスマス。失望が重なって死んでいく」

 

「これはきわめて重要な教訓だ。最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない」

 


このストックデール氏の考え方、姿勢は「ストックデールの逆説」と呼ばれ、困難な状況に面したときの心持ちとして語り継がれるようになったとのことです。

 

ストックデール氏の言葉に学び、希望を失うことなく、事実を直視しながら、この状況に対処していければと思います。