2020年10月15日(木) 地域の応援がうれしいです サナ放牧プロジェクト

 

6時間目の総合的な学習の時間で、チームヤギは「サナ放牧プロジェクト」を進めました。

 

まず柵をつくるための材料となる、木材や竹の情報を確認し合いました。「今週の土日にお父さんと家の山で木を切ってきます。」「パパが家の竹を持ってきてくれるって。10本くらい。」「友達のお父さんが木を寄付してくれる。」「家に木はあるんだけど持ってこられないなあ。」など情報交換をして、何とか木材や竹が集められそうなことがわかりました。

 

「次はどこにつくるか考えなくちゃ。」のつぶやきから問題ができました。「サナ放牧プロジェクトの柵をどこにつくるか考えよう」です。場所の条件について考えましたが、①草のある場所②通学の邪魔にならない場所③サッカーと重ならない場所、となりました。

 

実際に外へ出て、サナの傍らで場所の見当をつけながら考え合いました。出てきた案は二つ、A案・・・百葉箱周辺、B案・・・ヤギ小屋を囲む、です。二つの案のどちらにするか、「サナが自由に歩けるようにしたい」との願いに立ち返りながら考え、A案に取り組んでみて、余裕があったらB案にもチャレンジしてみようということになりました。

 

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そんな話をしているうちに、友達のお父さんが軽トラックに木材をつけて、見せにやって来てくれました。2種類の木材からどちらが柵に適しているか選んでほしいというのです。第2段落の「友達のお父さんが木を寄付してくれる。」の友達のお父さんです。大喜び、大感謝の子どもたちでした。柵をつくる木材を選ばせてもらいました。

  

最後に牧場の名前を何にするか考えましたが、いろいろな候補が出て、サナに選んでもらうことになりました。等距離からそれぞれサナを呼んで、サナが寄ってきたやってきた子の案に決めました。「サナ悠々自適の間」です。次回の総合から「サナ悠々自適の間」の製作に取りかかれそうです。地域の方の応援を受けながら、サナ放牧プロジェクトは進行します。