2020年10月22日(木) サナ柵をくぐり抜ける 試しの悠々自適の間づくり

 

DSCN6097.JPG DSCN6103.JPG

 

チームヤギの総合的な学習の時間では、いよいよサナ放牧プロジェクト「サナ悠々自適の間」製作を始めることができました。これも地域みなさんの応援のおかげです。昨日製作用の木材を持ってきてもらいました。うれしい寄付をありがとうございます!

 

今日は試しの柵づくりに取り組みました。最終的に柵で囲んで放牧し、「サナ悠々自適の間」としたいのですが、試しとして柵の一辺をつくってみました。

 

まず、杭2本を地面に打ち込みました。これは大人の力を借りなくては無理なので、打つ体験をした子はいましたが先生の手を借りました。次に2本の杭棒の間に横板3本を通しました。電動ドリルでビスを打って固定しましたが、電動ドリルでビスを打つのはどの子も初めてで緊張してやっていました。自然と木材を押さえ合って、協力しながら作業を進めていてよかったです。

 

試しの柵ができあがり、サナが通り抜けられない柵になっているか、試してみることになりました。柵を通り抜けられるのでは、放牧はできません。サナを柵の前まで連れて行って反対側から呼んでみると・・・何とサナは体勢を低くして柵をくぐり抜けてしまいました。子どもたちの目論見は外れ、サナは思いの外低くなって歩けるのでした。

 

試しの柵は失敗でしたが、サナのおかげで、横板をさらに低い位置につけなければいけないことがわかりました。

 

活動の振り返りでは、「電動ドリルでビスを打つのは初めてで楽しかった。」と作業の楽しさを振り返った子がいました。また、「サナが柵をくぐり抜けられるのにビックリした。サナのおかげでこれからどういうふうに作っていけばいいかはっきりした。」サナのおかげで今後の見通しがもてたようです。

 

次回の総合的な学習の時間では、今日わかったことをいかして、サナ悠々自適の間づくりに本格的に取り組んでいきます。