2020年10月28日(水) 総合と教科をつなぐ 秋の生き物のくらし

 

総合的な学習の時間では各教科、道徳及び特別活動で身につけた知識や技能等を相互に関連づけ、学習や生活に生かし、それらが総合的に働くようにすることが求められています。

 

4年理科では秋の生き物のくらしを調べています。昨日は校庭で秋の生き物の様子を画像や動画に収め、今日はそれをもとに秋の生き物のくらしについて考えました。

 

その中で出てきた気づきが、動物や昆虫は「冬への備え」をしているということです。カメムシを見かけることが多くなりました。校舎の中でもよく見ます。温かい場所を求めて移動してきたものと思われます。クマも秋には栄養を蓄え、冬の冬眠に備えるという話を聞いたことがあります。

 

秋の生き物の様子でサナを撮影した子がいました。「サナの毛がモフモフしてきた。」とのことです。確かにサナの毛は冬毛に生え変わってきていて、なでた感じも見た感じも夏の頃とは異なり、毛の厚みを感じます。「わたしもモフモフしているのを着だしたよ。」とフリースを示してくれた子がいました。サナは自力でモフモフになっています。

 

冬に備えて毛を生え変わらせる、サナの力について理科の学習で考えられました。サナへの見方が一つ深まります。理科と総合的な学習の時間がつながった瞬間でした。

 

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