2020年11月 5日(木) 完成間近!サナ悠々自適の間 完成!ワラランド

 

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総合的な学習の時間のチームヤギは、「ワラランド」と「悠々自適の間」製作に分担して取り組みました。

 

ワラランドとはヤギの師匠、青木村の堀内さんからアドバイスしてもらってつくるヤギの冬支度コーナーのことです。わらを主に使ったことからワラランドと名づけられました。堀内さんからはヤギ小屋の床はコンクリートなので、風呂マットのようなものを敷いてヤギの寝床としたらいいね、ということでした。そうしたところ、水泳の授業で使った古いビート板が見つかり、マットの代わりにビート板を敷いてサナの寝床をつくることにしました。ビート板の上にはわらを多量に敷いて暖かくサナに寝てもらうようにしました。

 

悠々自適の間は杭と寄付していただいた板で柵をつくり、完成したら長方形の放牧場ができるのですが、長方形の残り一辺のみを残すところまで作業が進みました。5・6年生の修学旅行中に4年生ががんばって製作を進めてくれて、それに応えようと今日は5・6年生ががんばって取り組んでいました。釘を打ち込む金槌の軽快な音が校庭に響いていました。サナは子どもたちが何をしているのか関心があるようで、近づいてきて「サナ、危ないから待っていてね。」と声をかけられていました。

 

ワラランド、悠々自適の間ともに、サナに入ってもらって、サナの反応を見てみました。サナを小屋の中に入れてワラランドに連れていきましたが、まだ昼間で寒くないので横になったりする様子はありませんでしたが、心なしかくつろいでいるように見え、満足そうな子どもたちでした。

 

悠々自適の間には未完成の一辺を子どもたちが柵代わりとなって塞ぎ、リードを外してサナを入れてみました。リードなしで小屋の外にいるサナを見るのは初めてで、子どもたちは「サナがのびのびしている!」と感動した様子でしたが、しばらくするうちに柵の中段を跳び越えて外に出てしまいました。子どもたちは残念というよりは、改良点が見つかりやる気を新たにしているようでした。

 

ワラランドもサナ悠々自適の間も、サナのことを思いながら、サナの様子を観察しながら製作に取り組みました。次回は悠々自適の間づくりに注力し、サナが跳び出ない柵を追求しながら、できたら扉もつけて完成させたいです。