2020年11月19日(木) とうとう完成みんなで拍手! サナ悠々自適の間
取り組んできた放牧プロジェクト「サナ悠々自適の間」は、とうとう完成を迎えました。
今日はサナが出てしまいそうな柵の隙間を横板を打ってふさぎ、入り口扉の補修をし、最後に看板をつけました。「やっとできた」との声が聞かれましたが、最後のチェックはサナにしてもらわないといけません。サナを柵の中に入れて、出てこなければそれをもって完成です。完成か未完成かはサナに決定権があります。
サナを柵の中に入れてリードを外して放ちます。しばらくサナの様子を観察しましたが、外へ出る様子はありませんでした。柵の外から草をやって、出てこないか確かめましたが出てきません。そのうちサナは首を外に出して、柵から出ようとチャレンジしている様子がありましたが、どうも出られるようではありませんでした。「完成だ!」と発せられた声にこたえて、自然とチームヤギの拍手がわき起こりました。「時間けっこうかかったな」「サナが自由にしているように見える」「けっこう広いね」と、悠々自適の間で草を食むサナを見ながら、チームヤギの面々は感慨深げです。
初めに想定していた柵より細かく、たくさん横板が設置されました。サナに合わせた制作でした。地域の方に寄付していただいた木材は多すぎるかなと思っていましたが、ちょうどよかったです。ありがとうございました。次回、放牧プロジェクト「サナ悠々自適の間」制作を振り返り、成果を分かち合いながら次の方向を決めだしていきます。