2020年12月25日(金) 今学期の成果を確かめ合う 2学期終業式

  

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今日は2学期最後の登校日です。朝の西内の時間に終業式を行いました。

 

終業式では、4・5年生、6年生代表児童の発表がありました。4・5年生は2学期の成果について、一人ひとり30秒スピーチをしてくれました。図工、金管、音楽祭、総合、漢字など、それぞれが励み、印象深いことを話してくれました。修学旅行の思い出や、転入してきての感想などを話してくれた子もいました。6年生の代表は、修学旅行や運動会の思い出、下級生とのコミュニケーションを深めるために取り組んだことなどを作文を読んで発表してくれました。それぞれの2学期の成果を確かめ合う機会となりました。

  

校長先生のお話は、「本と人とつながる」についてでした。校長先生は自身の半生の中で、節目節目で本と、また本を通して人とつながった瞬間を感じてきたということです。初めて買ってもらった絵本では母や我が子と、小学6年のときに読んだ本では友達と、大学生のときに読んだ本では作者とそれぞれつながりを感じたということでした。読書は心の体操であり、心が磨かれ、鍛えられ、満ち足りる、そんな経験を西内小の子どもたちにしてほしいとの願いが語られました。また、コロナ禍で難しい2020年、がんばって学校生活を送ってきた子どもたちに、「ありがとう」の言葉が送られました。

  

養老孟子さんは著書「超バカの壁」で、「起こらなかったことの重要性」を説いています。日々平穏というのは日常通りのことをやっていても、何も起こらないということで、それが医学でいう「予防」であり、社会が進歩するということは危険を封じ込めていくことで、それが「発展していく」ということだと書いています。それを踏まえると、平穏無事のありがたさをいっそう感じます。

  

無事に2学期終業を迎えることができました。保護者、地域の皆様には厚いご支援をありがとうございました。また3学期に子どもたちと会えるのを楽しみにしています。