2022年11月18日(金) 授業参観・人権同和教育講演会

新型コロナウィルス感染対策を講じての授業参観と講演会を開催しました。

なかよし旬間中の授業参観では、各教室で人権同和教育の授業が行われました。

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1年生は道徳の授業で「せいかつカルタであそぼう」の単元でした。
ともだちと仲良くし、学校生活を楽しくおくるために、どんなことに気をつければいいのか、せいかつカルタで遊びながら考えました。授業後半のレクリエーションの時間にはお家の方もいっしょに楽しむ姿が見られました。

 

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3・4年生は、お家の方と隣同士で座り、学級活動の時間です。

単元は「権利の熱気球」

人権を学ぶために、まずはどんな権利があって、どんなことが大切なのか、熱気球を用いた活動で考えました。10の権利の乗った気球が重くて落ちそうです。ひとつずつ手放さなくてななりません。さあ、どんな順番で捨てていったらよいのでしょう?気球に乗っている権利は「きれいな空気を吸う権利」「いじめられたり、命令されたりしない権利」「自分だけの部屋を持つ権利」など様々です。話し合い活動にずっと取り組んでいる3年生らしい、しっかり説明ができる、話し合いが盛り上がる授業になりました。

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5・6年生は、「あけぼの」に載っている「おらぁ 学校へ行きてぇ」を扱った道徳の授業でした。

明治時代にあった人権同和問題に関わる出来事について、朗読劇体験を通して登場人物の気持ちを考えていました。

普段は賑やかな学年もこの時間は内容にしっかり向き合い、素直な気持ちで理不尽な差別にたいする思いを語っていました。

 

授業参観の後は人権同和教育講演会でした。

この講演会は、学校、PTA、西内・平井地区の公民館の共催となっています。

地域の方もお見えになりました。

講師は、子どもとメディア信州より畠山正幸先生においでいただきました。

演題は「メディアとのつき合い方を考えよう」です。

現代の子どもたちは、スマートフォンやタブレットでの動画やSNS、ゲームに触れる時間が長くなっています。ゲームもかつてのカセットやCDーROMからオンラインへと様変わりしています。

様々なメディアを使いこなす力が求められる一方で、子どもたちへの悪い影響も取り上げられています。

 

1時間の講演中も子どもたちは集中して話を聞いていました。中には正座しながら聞く子もいて、実生活に関わる興味深い内容だったことがわかりました。

丸子地域では中学校区ごとにメディアコントロール週間を設定して、スマートフォンやゲームを家庭でルールを決めて使い方を考える取り組みも行っています。

畠山先生は、小学生にも充分わかるよう、内容をかみ砕いて話をしてくださいました。お忙しいスケジュールの中、講演していただきありがとうございました。