2023年1月27日(金) 登り窯 窯たき本番1日目

いよいよ窯たき本番の1日目を迎えました。

この日から3日間、登り窯には薪をくべ続け、焼き物作りがはじまります。

例年、最初に窯に火を入れて夕方まで火の番をするのは教頭先生と空き時間のできた先生でした。しかし、今年は火を付けるところから児童が参加し、「僕たちの登り窯」「僕たちの窯たき」になったように思います。

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8:45 

5年生が火を付けました。5年生は先日、理科の実験でアルコールランプの使い方を勉強したのでマッチが使えるようになりました。早速、学習の成果を生かします。新聞に火を付けてもなかなか薪に火が付かず、苦労していましたが、松ぼっくりや松葉を使うアイディアが出てきて一気に火が付きました。

右の写真で上を見上げているのは、デジタルの温度計を見ています。5年生のこの日の課題は、「窯の温度を1時間半で500℃まで上げる。」です。

それはそれは5年生がんばりました。普段はケンカも多い5年生ですが、4人ががっちり協力して薪を運んで窯にくべていました。頼もしかったです。

 

次に登り窯にやってきたのは1年生です。

1年生も交代で窯に薪をくべ、薪置き場から薪を運んできました。薪運びも初体験かな?

先生に薪を腕に乗せてもらい、最初は「3本運ぶ」と言っていたのに、だんだん本数は増えていき、最後は「7本!」と先生に頼んで乗せてもらっていました。西内の子はたくましいです。

RIMG3198.JPG 続いて6年生、3・4年生もやってきて薪を窯の脇まで運び、薪をくべる仕事をしました。3年生は9名もいるので次々に薪を運び上げます。薪を積む先生も息が上がりました。

昼をすぎると陶芸家の宮上先生や西内焼き物クラブの会長さんも登り窯にやってきました。子ども達は、薪入れていい?まだ?とやりとりしながら窯たき1日目を楽しんでいました。

RIMG3199.JPG そして夜。

極寒の中、西内クラブ、保護者、先生で窯たきは続きます。