2023年6月14日(水) 校長講話がありました
校長講話があり、西内小学校の前身である「研性(けんせい)学校」「彜倫(いりん)学校」のそれぞれの言葉の意味についてお話していただきました。
【研性(研性)・彜倫(いりん)について】
○研性(けんせい)の意味:「ものの本質をきわめること」「心と身体を磨き鍛えること」
○彜倫(いりん)の意味:「人として守るべき道を学ぶこと」
そして、このことはこれまで大事に受け継がれてきていて、現在の学校教育目標になっていることを教えていただきました。
「ものの本質をきわめること」 → 「知恵」
「心と身体を磨き鍛えること」 → 「ねばり」
「人として守るべき道を学ぶこと」 → 「思いやり」
また、西内小学校のアンカーとして、4月から6月半ばまでがんばっていることを、一人ひとりが振り返って書いた内容を紹介していただきました。
・べんきょうが いっぱいできるようになった。運動会ぜんぶ がんばった。→がんばる心がついた。
・前は人にたよっていた。でも、いまは自分がやらないといけないと考えるようになった。
・自分で気づいて、「ごめん」「先にいいよ」と言えるようになった。
・勇気を出して中央小の人とたくさん話せるようになった。
・国語が苦手だったけど、いまは読むのが、たのしくなった。
・苦手なことも、練習をしていくうちにたのしくなった。
・前ははずかしくてきんちょうしていたけど、今ははずかしくなくなった。
・しっぱいしたら「ハイ、おわり!」と思っていたけど、「リカバリーしよう!」「どうどうとしよう!」と思えるようになった。
・前はふざけていたけど、「しっかりしよう」と考えるようになった。
・前はちくちく言葉を使っていたけど、自分がいわなくなったし、あいてもやさしくなった。
・すぐに注意しないで、まてるようになった。
・下級生に、やさしくなった。
・前は自分がやりたいことをやっていたけど、下級生のことを考えられるようになった。
・みんなが先生の話を聞かない時に、自分から注意できるようになった。
・前はきんちょうしてガチガチになっていたけど、本番につよくなった。
さらに、みんなが書いた「これから育てたい心」についても紹介していただきました。
(2年生)
・べんきょうをがんばりたい。2年生になる心
(4年生)
・やさしい心 ・ゆう気 (中央小の人と話したい) ・しっぱいしても がんばる心
・にが手なものを こくふくしたい 好きになりたい ・ふざけない しっかりしたい
・きらいなことも ちょうせんする心 ・もんくを言われても がまんする心
・大きな声で あいさつしたい
・差別をまねして広めるのを防ぐ いろいろな人に声をかける =高学年の役目
(5,6年生)
・自ら動いていく心
・いろいろな人と あそびたい
・本番に強いだけでなく、練習もしっかりしたい
お話の中で校長先生から、みんなのがんばりやがんばろうとしていることを知って、どう思ったか投げかけがありました。その場で答えることができた人は少なかったですが、感想記入用紙にはお互いのがんばりを認め合い、さらに自分を成長させたい思いが数多く書かれていました。
西内小学校のアンカーとして、よりよい自分を目指してがんばる姿が、これからも随所に見られることを願っています。