2023年9月13日(水) 【4年】西内小で丸子中央小4年2組と交流をしました
中央小学校4年2組の皆さんと西内小で交流会をしました。本校へ初めて来てくれた中央小の皆さんです。
さて、西内小学校のどんないいところを紹介したいのか、先週子ども達と相談をしました。
「スタンプラリーをしながら回りたい」「自分たちが班に一人ずつ入り、一緒に回りたい」「創造館へ行ったときみたいなクイズも出したい」と、学校紹介の内容がどんどん膨らみました。
チェックポイントの場所や問題(3択クイズ)の内容、当日の進行係や誰が何班に入るのかも、自分たちで考え、どんどん決めていきました。今まで自分達がしてもらったことや「よかったな」と感じた事を、次は自ら企画していく行動力がたくさん見られました。
前日の「紡ぐ」に「明日がとても楽しみです。中央小の人が初めて来るからです。」と書いている子がいるほど、子ども達はわくわくして当日を迎えていました。
そして当日。「先生、スタンプラリーの説明の台本を考えてきたよ。」とメモを見せてくれる子、チェックポイントの準備を率先して行う子、問題文の貼り方を工夫している子等、自分で考えて動く姿がたくさん見られました。
今までの交流や社会見学で会話もなかなかできなかった(学習なので話ができる雰囲気ではなかったかもしれません)子ども達。どうやって校内を案内するのか少々心配でしたが、「こっちでーす!」と案内する班に声をかけたり「ここにはこういうものがあるんだよ。」と、チェックポイント以外の場所も紹介したりしながら楽しそうに校内を歩いていました。ナツメの実を紹介するポイントでは、「えっ、これ、食べられるの?」と不思議そうに尋ねる中央小の子に、「うん、おいしいよ、青りんごみたいな味がするよ。洗って食べてね。」とおすすめしている場面もありました。
後半は内村川での学習と川遊び。生き物がいそうな場所を紹介したり一緒に滝に打たれたり、中央小の友だちと一緒に川を楽しんでいました。そしてそのときの感想を
「自分から話しかけることができました。その中で一人、いっぱい話した人がいました。」
「この前中央小へ行ったときには名前を聞けませんでした。でも川遊びの時に名前を聞いてみました。」
「ここで自分と同じくらいの身体能力の人がいました。かべをいっしょに登ってくれました。」
「知らない人もいたけど、すぐに友だちになりました。」
と書くなど、川遊びの楽しさだけではなく、自分から相手に関わることができたうれしさが伝わってきました。
中央小のみんなが帰る時に昇降口で見送っていた子ども達でしたが、「先生、JAまで見送りに行っていい?」と誰からともなく言い出し、バスが出発する瞬間まで全員で見送っていました。
楽しかっただけではない、子ども達が自分から考えて動くという成長の見られた交流会でした。この日にできたことを、これからの生活に生かせる場面はたくさんあります。
今回自分たちでできたことを、今後どのようにつないでいくのか、そして子ども達からどのような考えが出てくるのか、新たな楽しみができました。