2024年3月18日(月) 閉校式 ～学校長あいさつより～
離任式に引き続き、皆様と共に上田市教育委員会主催により、閉校式を行いました。
式次第
１ 開式のことば
２ 市長式辞
３ 学校長あいさつ
４ 児童代表あいさつ
５ 校歌斉唱
６ 校旗返納
７ 閉校宣言
８ 閉式の言葉
～学校長あいさつ～
本日ここに大勢のご来賓の皆様のご臨席のもと、上田市立西内小学校の閉校式を挙行いただきましたことに、学校長として心より感謝申し上げます
本校は、明治七年、「彝倫学校」「研性学校」として開校され、百五十年の歴史を歩みました。
開校当初から、学校が地域文化の中心、地域住民融和の拠点として、常に地域の皆様から手厚くご支援をいただいて参りました。
この度の閉校は、卒業生、地域の皆様におかれましては格別に、何にも替えがたい寂しさを感じ、断腸の思いであると拝察いたします。
今年度、全校児童の十八名は、西内小学校百五十年目のバトンを受け継ぎました。伝統の三本柱「金管バンド」「登り窯活動」「地域自然活動」を、西内小だからこそできる活動として、その集大成となるよう全力で創り上げてきました。地域や保護者の皆様の温かなお支えをいただきながら、十八名の子どもたちは、感謝の気持ちと自ら取り組むことを目指し、百五十年の西内小のアンカーとして、有終の美をかざるにふさわしい姿を見せてくれました。
先ほど、西内小学校最後の卒業式を行い、四名の卒業生が胸を張って立派に旅立ちました。
西内小学校は、本日、百五十年の歴史に幕を下ろしますが、建学の精神を受け継いだ「知恵とねばりと思いやり」を目標に、たくさんの卒業生が愛した「われら西内小学校」の理想とその思いは、これからも十八名の児童をはじめとする若者達が引き継ぎ、未来を切り拓いてくれるものと信じております。
終わりになりますが、百五十年間お支えいただきました西内・平井地域の皆様、ご臨席賜りましたご来賓の皆様、歴代の校長先生並びに諸先生方、上田市当局の皆様、本校に関係されましたすべての皆様に感謝を申し上げますとともに、今後の皆様のご多幸をご祈念いたしまして、ご挨拶といたします。
令和六年三月十八日
上田市立西内小学校 校長 塩川 和泉
