2009年11月18日(水) PTA講演会
なかよし月間中の11月18日授業参観があり、授業の後、PTAと児童で冨永房枝さんの講演会「泣いたら次に笑おうよ」がありました。
冨永さんは長野市在住の方で、幼いころの風邪による高熱がもとで脳性麻痺になってしまい、不自由な体になってしまったそうです。
しかし、そのようなハンディにも負けないで、足を使ってキーボードを演奏されたり、絵や書をかかれたり、折り紙や手芸をされたりなど多彩な活動をされている方です。今日は、キーボードによるミニコンサートを兼ねながらお話をお聞きしました。冨永さんは大変明るい方で、お話の楽しさに講演会は和やかな雰囲気で進みました。また、足を使ってのキーボード演奏や、絵や書の作品の紹介や実演のすばらしさに、場内は感動と興奮に包まれ、予定時間があっという間に過ぎてしまいました。
足を使ってキーボードを演奏する冨永さん
冨永さんの見事な演奏や楽しいおしゃべりに熱心に聞き入る子どもたち
冨永さんの作品の紹介
みんなの前で足を使って色紙にメッセージを書いてくださいました
大きな障害を抱え、つらく苦しい時期もあったが、今の自分があるのは家族や友だちや仲間のおかげであることや、ひとりひとりが自分のまわりの人たちを大切にし、仲良くして欲しいという冨永さんからのメッセージには、そのことばの重みに皆感銘を受けていました。
最後にPTA会長さんと児童会長からお礼の言葉と花束贈呈がありました