2007年4月 1日(日) (6) 窯出し

窯焚きから1週間後の日曜日、再び窯の周りに保護者と職員、焼き物クラブ、6年生児童が集まります。窯の中は1週間冷ましてもまだ30~40℃。先週の熱気がまだ残っています。焚き口に塗った粘土をハンマーで壊し、レンガを取り除いていきます。レンガが取り除かれるごとに窯の内部が少しずつ見え始め、自分の作品もおぼろげながらわかり始めます。そしてレンガがすべて取り除かれ、自分の作品が無事とわかると自然に歓声が上がります。

窯の中に残った灰や窯の周りの薪のくずなどをきれいに掃除をして、来年の6年生のために窯をきれいにするのも6年生の役目です。きれいになった窯をバックに自分の作品をしっかりとかかえて記念写真を撮ります。たくさんの方の協力と自分のがんばりがいっぱい詰まった作品はずっしりと重く、かかえるだけでも一苦労です。そんな作品をかかえて撮影が終わると、1年間にわたる登り窯の活動は幕を閉じます。

                                                                          kamadasi002.jpg1週間前に塗った窯を封じた粘土を、ハンマーで崩していく6年生。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 6年生が一列になってレンガを取り除いていく。

 

 

 

 

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すべてのレンガが取り除かれた状態の窯の内部。窯入れの時と同じ位置から撮ったもの。

 

kamadasi005.jpg窯から出された自分の作品を受け取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すべての作品が運び出され掃除をした後、窯をバックに自分の作品を手にして記念撮影。