2009年2月15日(日) 卒業制作の窯たきも無事終わりました
2月13日(金)から本格的に窯たきが行われていた登り窯での卒業制作ですが、今朝7時30分に窯を封じて無事終わりとなりました。
以前から窯たきに向けて準備を進めてきた6年生も泊まり込みで薪運びや薪割りなどをしてくれました。また、保護者の方もご自分の当番の時間を予定よりもオーバーして働いていただいたうえ、子どもたちの食事や健康管理などのサポートもしていただきました。そのおかげで、今回の窯たきでは、6年生の作品が入っている1窯は1200℃が27時間、2窯は8時間続くという、最近では最もいい状態の窯たきとなり、来週の窯出しでは素晴らしい作品が出てきそうです。
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
今回は14日未明には1000℃を超えたため、焚き口を開けると熱さが肌に突き刺さる状態が30時間以上続きました。(2月14日午前2時撮影)
保護者に混じって6年生に兄姉をもつ低学年の児童もなたを使って薪割りをしてくれました。(2月14日午後11時30分撮影)
今回は早い時間から窯の温度が高くなっていたので、煙突上部の天板のススが再燃焼する「エンジェルリング」もたくさん見ることができました。(2月14日午後6時撮影)
鬼火も荒れ狂ったように豪快に煙突から吹き出しました。(2月15日午前1時30分撮影)
1窯の温度は17時間にわたって1200℃を超えていました。仕上がりが期待できます。(2月15日午前2時15分撮影)
最後は窯の全ての口を粘土で閉じて封をしました。子どもたちも窯の上に登って粘土を塗りました。(2月15日 午前7時30分撮影)