2020年1月15日(水) 喫煙防止教育 5年生

 

15日(金)に、薬剤師の合葉先生にお越しいただき、喫煙による健康への影響をわかりやすいお話と実験で教えていただきました。

 

たばこの煙の中には、4000種類の化学物質があり、その中で体に影響を与えるものは、200種類もあるそうです。その中から、ニコチンとタールと一酸化炭素について詳しくお話ししていただきました。たばこの煙が短時間で肺やのどにどのくらい色がつくか、模型による実験を見せていただいたとき、子どもたちは、模型がたばこを吸い始めてほんの数秒で肺が黄色く変わることに驚いていました。喫煙によって黒ずんだ肺や、血液がうまく回らなくなってしまった歯茎に目を背ける様子もありました。

 

一番驚いたことは、主流煙と副流煙のお話の時に、副流煙には主流煙の3倍も有害物質が含まれていることです。直接、たばこの煙を吸っていなくても洋服についた臭いでも、害があるんだそうです。喫煙によって、わたしたちの身体に起こる害について、実験を見せていただいたり、写真を見せていただいたりしながら薬剤師の先生に科学的に教えていただき、とても勉強になりました。

 

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