2025年10月10日(金) 4学年 走る運動って、結構たのしい!

県の体つくり支援事業に申し込み、昨日は、松本大学の岩間英明先生から「走運動」について教えていただくことができました。

 

「走運動」は、どちらかというと「苦手」「疲れるからあまり好きではない」という子どもたちが多いです。岩間先生ご自身も、「走運動」はあまり好きではないとおっしゃっていました。しかしすべての運動の基本で大切なので、楽しく力をつけよう!と、学習がスタートしました。まず、ラインをリズミカルに、いろいろな跳び方でまたぐ運動をしてウォーミングアップ。その後、バトンを両手に持って走る運動に移りました。なぜ人は、歩いたり、走ったりするときに手を振るのかというと、ねじれた状態になっている体をもとにもどすため。そして、手を大きく振ることが次の一歩のエネルギーになる。「手をしっかり振って!」と言われるのは、このためだと、岩間先生から教えていただきました。バトンを両手に持って振ってみると、どれぐらい振れているかつかみやすくなりました。さらにウサイン・ボルトさんの走り方の秘密をお話ししてくださり、床からの跳ね返りの力を利用して走るということを体験しました。子どもたちは、いろいろな歩幅のコースを走りながら、自分に合った歩幅を確認し、何度も走っていました。

 

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学習の終わりには、「前よりも走れるようになった!」「走ることって、結構楽しい!」と、清々しい表情で気持ちを伝えてくれてました。涼しくなり、運動しやすい季節になりました。体を動かす機会を増やし、体力向上はもちろんのこと、運動の楽しさをたくさん味わってほしいです。