2022年2月 9日(水) 校長講和「神樹の木のお話」

今回の校長講和では、清明小のシンボルとして愛されていた「神樹の木」について、お話いただきました。
今から4年前まで本校校庭に「神樹の木」という大きな木があったこと、その木が台風で倒れて全校でお別れ会をしたこと、記念プレートを作ったことなどの経緯が紹介されました。
5・6年生は神樹の木を見て知っていますが、1~4年生は知らないため本校を見守り続けた神樹の木の存在を風化させないよう、神樹の木への思いを継承するお話をされました。

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【神樹の木のお話】

今から4年まえまで清明小学校の校庭に「神樹(しんじゅ)の木」と呼ばれていた大きな木があったことを知っていますか?
ニワウルシの木で、高さは約30メートル、樹齢は約120歳(1900年(明治30)年ごろ)。
ニワウルシは、別名「神樹」ということから、「神樹の木」と呼ばれて愛されていました。
ところが平成29年10月23日、台風21号の強い風で倒れてしまいました。
学校には、児童の皆さんや地域の皆さんから神樹の木を保存したい、活用したい、という声が多く寄せられました。
卒業生で学校評議員の渡辺務さんが加工して、学校の玄関に飾る輪切りのついたてと記念プレートを作ってくださいました。
記念プレートは全校の児童の皆さんに配りました。
神樹の木は倒れてしまったけれど、神樹の木の思い出や私たちに教えてくれたことは、ずっと心の中に生き続けています。