2023年11月 7日(火) 本日の給食
<献立>
揚げパン(きなこ)
豚しゃぶサラダ
チキントマトスープ
牛乳
<昼の放送より>
今日の主食はきなこ揚げパンです。 揚げパンが給食のメニューとして登場したのは、今から60年以上昔のことです。 揚げパンは東京の小学校で生まれました。 発案者はこの学校の調理師の篠原常吉(しのはらつねきち)さんという方です。 子どもたちに美味しいパンを届けたいという篠原さんの優しい思いから生まれたパンです。
さてそこで、きなこ揚げパンから問題! なぜ揚げパンの表面には砂糖がまぶしてあるでしょうか A.子供の味の好みにするため B.パンの表面の乾燥を防ぐため C.砂糖のザクザク感で食感を楽しませるため
答えは、Bです。昭和29年にインフルエンザが流行り学校の欠席者が多くでました。そのため、友達がパンを届けてあげるというシステムが日常化されていたのです。しかし、せっかく届けても、給食のコッペパンは乾燥しやすく、すぐにカチカチに固くなってしまいました。そこで乾燥対策としてパンを油で揚げるアイデアを思いつきました。 揚げた後、さらに砂糖をまぶすことで、パンの表面の乾燥を防ぐことができたのです。