2010年12月28日(火) 二学期終業式が行われました。
12月28日(火)、二学期の終業式が行われました。厳しい残暑が長く続いたり、運動会などの学校行事が雨のために延期になったりと、いろいろなことがあった二学期でした。
最初に3年生が学習発表をしました。
ケアまるこのお年寄りの皆さんとの交流をとおして、「やさしくすると、笑顔になる」という大切なことを学びましたという発表と、交流会で演奏したリコーダーによる「エーデルワイス」、そしてお年寄りの皆さんと一緒に歌った「ふるさと」を演奏しました。
◇リコーダーによる「エーデルワイス」の演奏
続いて6年生が二学期後半に行われた「なかよし月間」で学んだ「言葉の大切さ」について、小泉吉宏さんの詩『一秒の言葉』を呼びかけ形式で朗読しました。
詩の中に出てくる「一秒の言葉」とは、「はじめまして」「ありがとう」「がんばって」
「ごめんなさい」のように普段の生活の中で何気なく使っている言葉です。
朗読の後、「言葉を大切にして、これらかも中央小に優しい言葉を増やしましょう」と言葉の大切さを全校に訴えました。
◇6年生全員で詩「一秒の言葉」を全校に披露しました。
最後に校長先生からは次のようなお話がありました。
「86日間という長い2学期が今日で終わりになりました。児童の皆さんも、そして先生方もお互い様に本当にお疲れ様でした、と言いたいと思います。
2学期が始まる始業式の時に校長先生は、皆さんにこんな話をしました。「2学期は、"竹の節"のように力を伸ばす学期」ですよ、ってお話しましたね。覚えていますか?中央廊下へ行くとまだその竹が飾ってありますし、伸ばしてほしい大事な言葉が張ってもありますよね。
1つめ「勉強の力」、2つめ「友だちを大事にする力」、3つめ「あいさつのできる力」、4つめ「運動の力」、どうだったでしょうか?自分の2学期を振り返った時に「この4つの力が、どのくらい伸びたか」、といっても難しいので、「4つがきちんとできたでしょうか?」振り返ってみたいなーと思います。
1つめの「勉強ですが、自分なりに頑張ったぞー」と思う人は手を挙げてみてください。
2つめ「友だちを大事にすることができたよー」と思う人は手を挙げてみてください。 3つめ「あいさつがきちんとできたぞー」と思う人は手を挙げてみてください。
最後に4つめ「運動もうーんと頑張ったぞー」と思う人は手を挙げてみてください。
多くの皆さんが、とってもよく頑張って「力がついて、1学期より伸びた」2学期だったということがよく分かりました。とってもよかったと思います。さらに大事なことは、そのできたことを続けていくことがこれからはもっと大事だと思います。3学期にも続けていってください。
先日、先生方が集まって話し合う会議がありましたが、最近のお掃除がだまーってよくできている、それから静かになって黙々とぞうきんがけをしているお友だちが多く見かけるようになってきた、というお話がありました。そういう話を聞くと、校長先生は「あー、よかったなー」と思い大変嬉しくなってきます。実際に校長先生も校長室や職員室、校舎の中を見て回ると確かに以前よりは一生懸命できているお友だちが多くなってきているなーと感じています。昔から「お掃除は自分の心をも磨くもの」と言われています。ですから、お掃除ができるっていうことは、人としても立派にできるっていうことなんですね。逆に言えば「お掃除がきちんとできない人は、心もきちんとできない人」と言うことなんですね。ぜひ、清掃だけでなく他のこともよいことは3学期に続けていってほしいと思います。
さて、明日からお楽しみの正月休みですね。正月は家族全員が集まって新しい年を迎える大事な行事です。と同時に、一人ひとりが1年間どのような目標や決意、また計画をもって生活していくか、その目標・決意・計画を立てる大事な日でもあるんです。難しい言葉に「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。元旦とは1月1日の朝のことなんでが、まー、朝といういう訳にはいきませんので、ぜひ、皆さんも1月1日~3日くらいの間(三が日と言いますが)その3日間くらいの間には、「自分の1年間頑張る目標・決意・計画」などをしっかり立ててほしいと思います。休み明け校長先生にもぜひ教えてください。
これを見てください。何でしょうか?「しめ縄」とか「しめ飾り」とも言いますよね。これは校長先生が作ったんですが、こういうのをどこの家にも飾りますよね。この縄の中には神様がいてお正月の間は家を守ってくれるって昔から言われて飾るそうです。そんな神様に守られているお正月には、家庭で十分に楽しん家族の皆さんとの関わりをいっぱい持っほしいと思います。そして、そのエネルギーをしっかりと蓄えて、1月7日にはまた元気よく登校してほしいと願っています。
教室に戻ったら、担任の先生が休み中の細かいことをお話をしてくださいますので、そのご注意をしっかり守り、事故のないよい休みしましょう。
皆さん、よいお正月をお迎えください。」