2011年3月17日(木) 卒業生107名が丸子中央小学校を卒業しました。

 3月17日(木)、厳しい冷え込みの中にも春の陽ざしが降り注ぐ中、107名の卒業生が丸子中央小学校を卒業し、新たな世界に向かって羽ばたきました。

 

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◇卒業生の入場が完了しました。

 

kouka seisyo.jpg◇「国歌斉唱」及び「校歌斉唱」

 

kyouikuiinkai kokuji .jpg◇「教育委員会告辞」

 3月11日の東日本大震災に際してのお見舞いと犠牲になられた方々へのお悔やみのことばの後、丸子地域教育事務所社会教育課長の竹内一徳様より「教育委員会告辞」がありました。

 

syousyo juyo.jpg◇「卒業証書授与」

 思い出の曲が流れる中、学校長より、一人ひとりにお渡ししました。

 

gakkoutyou sikiji.jpg◇「学校長式辞」

  式辞に先立ち、この度の東日本大震災に際し、大きな被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げると共に、犠牲になられた多くの方々に心よりお見舞い申し上げ、式辞を述べさせていただきました。

 式辞の中で、卒業生の皆さんには次のように二つのことばを贈りました。

...いよいよ4月からは中学生です。まさに青春真っただ中に生きていきます。私は、皆さんの晴れの門出に当たり、二つの言葉を贈りたいと思います。
 その一つは、「今でなければできないこと、自分でなければできないことを見つけて行動してほしい」と思います。ある教育学者がこのようなことを言っています。『人生二度なし』人間の寿命がどんどん長くなっている時代ですが、その時その時は、たった1度だけです。今の皆さんの11歳・12歳という時も、1度だけであります。もう二度とは戻ってはきません。そんな今という時をそして、今という仲間との出会いや時間を大切にしていってほしいと思います。私は中学校時代に絵を描くこととの出会いがありました。それが今でも自分の財産として続いています。『人生二度なし』です。
 二つめは、校長講話でもお話した『凡事徹底』であります。あたり前のことを当たり前に行うことです。その凡事の中でも私は、特に「ありがとう」という感謝の気持ちや言葉を、いつでもどこでも言える中学生になってほしいと思います。お父さんやお母さんがいて、クラスの友達がいて、そして地域の多くの皆さんがいて、皆さんは今日まで大きく成長してきました。更には、学校の先生がいて多くのことも学びました。自分を育て支えてくださった多くの人たちに、いつでも「ありがとう」と言える心の広い、そして優しい人間になってほしいと願っています。『凡事徹底』です。
 以上、二つのことを卒業する皆さんに願ってやみません。...

 

PTAkaityou syukuji.jpg◇「来賓祝辞」

 ご来賓の皆様を代表して、PTA会長の小池昭一様から祝辞をいただきました。「どんなことでもいいから、何か一つに挑戦してみよう」と励ましていただきました。

 

 式は、「来賓紹介」、「祝電披露」と続き、「保護者代表謝辞」として卒業生保護者代表の田中真貴子様より身に余るお言葉をいただきました。

 その後、在校生と卒業生による「呼びかけと歌」が行われ、在校生からは歌「旅立ち」が贈られ、卒業生からは歌「旅立ちの日に」が返され、会場は卒業を祝う気持ちと別れの寂しさに包まれていきました。

tabidatinohini.jpg ◇卒業生の歌「旅立ちの日に」

丸子中央小学校で歌う最後の歌、涙をこらえた歌声が式場に響きました。

 

itidou rei.jpg ◇「一同、礼」

 

 

taijou.jpg◇「卒業生退場」

 6年間の思い出を胸に新たな世界に向かって旅立ちました。

 

 ご来賓の皆様方と保護者の皆様方へ心より御礼を申し上げますと共に、107名の卒業生の前途を祈念申し上げます。