2012年5月16日(水) 校長講話「本に親しみましょう」

春の「さわやか読書週間」が5月24日から31日まで行われました。

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その読書週間に先立ち16日には校長講話で読書についての講話がありました。

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 今日は「読書週間」にちなんで「本」のことについてちょっとお話しましょう。

 これを見てください。Aには8冊の本が積んであります。Bには3冊、Cには1冊の本があります。さて、この本の山の違い、A・B・Cの違いは何を表しているのでしょうか?

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     校長先生のお話をじっと聞き入る子どもたち

  

 

実はこのAの山は全国の小学生が1ヶ月に読む本の冊数です。およそ8冊から9冊です。Bは中学生。Cは高校生です。

 さて、中央小学校の皆さんはどのくらい本を読んでいるのでしょうか?図書館が開いたのが4月16日なので、ちょうど1ヶ月が経ちました。この期間で1番多かったのが、3年1組の8人の皆さんたちで、「36冊」の本を読んでいました。これは、すごいですよね。

 

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 一ヶ月間で36冊の本を読んでいた3年1組の8名の皆さん。

 全国平均8~9冊よりずっと多い冊数です。すごいですね!

 全校から大きな拍手がわき上がりました。

 

 

 次に、この数字(15425冊)は何でしょう?そう、中央小学校の図書館にある全部の本の数なんです。ちょっと調べてみたんですが、一人の人が1日1冊ずつ読んでも実は全部読み切るにはおよそ43年もかかるんですよ。そのくらいたくさんの本があるんですね。全部とは言いませんが、せめて1ヶ月には、少なくてもこのくらい(平均の8冊の山)は読めようにするといいですね。

  

20120516kouwa03.jpg 昔のお侍さんに二宮金次郎という人がいました、この人は本をかたときも離さず学問を身につけたそうです。本を読むと言うことは、その本の内容を知るだけでなく、いろいろなことも一緒に学ぶことができるということなのです。また、本を読むことは「字を覚えたり、文章を書くにも参考になったり」、何と言っても「いろいろな考えも持てるようになったりして」たいへん力がつくので、ぜひ、この期間を通して、少しでも多く本に親しみ、そして自分の力になるようにしましょう。