2013年2月13日(水) 校長講話「終わりよければすべてよし」
＝＝＝ 今年度最後の校長講話が行われました ＝＝＝
早いもので２月も、もう半ばとなりました。先週の４日・月曜日は「立春」といって、暦の上ではもう「春」ということになりました。一昨日までの３連休も月曜日に雪が降りましたが、それでも何となく日中は温かく感じるようになってきましたね。でも、まだまだ寒い日が続きますし、インフルエンザもまだまだ発症しますので、変わり目のこの時期、十分に気をつけてくださいね。
さて、今日のお話は、先ほども言いましたが、もう２月です。３学期の１月・２月・３月は、あ～という間に過ぎてしまうことから、昔から・・・１月は「い」そいで、２月は「に」げるように、３月は「さ」っていく、と言われていて、本当に早く過ぎてしまう３学期なんです。数えてみたんですが、３月１９日の卒業式まで学校に来る日が、２４日しかありません。もう３０日を切ったんですよ。もうすぐですね。６年生の皆さんが卒業すると言うことは、５年生以下の皆さんは、一つずつ学年が上がって上の学年になるということなんですね。どうでしょう？そういう気持ちになってきていますか？
さー、そこで大事なことは何でしょうか？今の学年をしっかり「まとめ上げる」ことなんですね。「まとめる」だけでなく、「まとめあげる」なんです。それはどういうことかと言うと、しっかりと今の学年のこと、今の学級のこと、今自分に与えられている係の仕事や当番のこと、そして、今の自分の気持ちやお友達のこと、とにかく何でも「今」のことを、しっかりとできるようにすることや、分からないことを分かるようにしておくことが大事なことなんです。やり残しは絶対によくありません。やってないことが上の学年にいくと益々できなくなりますし、そのことでう～んと困ることもあります。
教室に帰って、みんなで相談して、学年でやるべきことは何か、クラスでやるべきことは何かを話し合ったり、自分としては何をしたらよいのかをはっきりさせたりしておきましょう。
昔からこんな言葉が言われています。「終わりよければすべてよし」という言葉です。終わりとは、「今のこの時期」のこと。今をきちんとやることで全ての１年間がよかったということになるのです。なので、「今やるべきこと」をもう２４日しかない、ではなくまだ２４日もあるんだ、という気持ちでまとめ上げましょう。まとめ上げることでこの３学期やこの一年間がよかったということになります。締めくくりをよくして終わりにしてほしいと願っています。
