2011年6月 7日(火) 5年生、丸子修学館高校生の皆様と田植えをしました。

 6月7日(火)、田植えに先立って開会式が丸子修学館高等学校の総合学科の大講堂で行われました。

 まず、丸子修学館高等学校の生徒の代表から「一緒に田植えのできる日を楽しみにしていました」と歓迎の言葉がありました。kaikaisiki 1IMG_4174.jpg

 続いて丸子修学館高等学校長の大日方悦夫先生から、丸子修学館高等学校の米作りについて、次のようなお話をして頂きました。

 「昨年、丸子修学館高等学校で取れたお米が、全国の高等学校お米甲子園で特別優秀賞を受賞しました。今年、丸子修学館高等学校は創立99周年に当たりますので、それにちなんで『白寿米』と名前をつけました。来年は100周年になるので、今年のお米は『長寿米』とつけたいと思います。とてもおいしいお米で地域の方にも評判です。」

 また、交流による米作りについては、「以前から近くの学校である丸子中央小学校の皆さんと交流をしていきたいと考えていました。この米作りをきっかけにして、交流が深まっていくとうれしいです。秋にはおいしいお米も食べられます。皆さんのためにいろいろと準備をさせて頂きましたので、楽しくできたらうれしいです。」と歓迎のお言葉も頂きました。

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 中央小学校の児童代表の伊藤さんからは、「丸子修学館高校の皆さんに米作りを教えて頂けると聞いて、とても楽しみにしていました。社会科や総合的な学習の時間で米作りやお米について学んだり調べたりしていますが、実際に体験してみるときっと教科書や本で学ぶ以上にたくさんのことがわかると思います。今日の田植えや稲刈り、しゅうかく祝いが今からとても楽しみです。今年1年、たくさんのことを教えてください。よろしくお願いします。」と、あいさつがありました。

 

kaikaisiki3IMG_4178.jpg 最後に丸子中央小学校長小林幸雄先生より次のようなお話がありました。

「本校でも5年生が稲作に取り組んできたわけですが、学校の近くの田んぼが借りられなくなってしまったり、遠くの田んぼで行き帰りに時間がかかりすぎてしまったりなどで、昨年度は稲作りができませんでした。何とかしたいと考えていたところ、丸子修学館高等学校の大日方校長先生から交流のお話を頂き、大変嬉しく思っています。どうぞよろしくお願いします。日本人にとって、やはり主食のお米は大切だと思います。5年生の皆さんは、この交流の機会を生かして、稲作りを経験し、毎日食べているお米がどのようにしてできてくるのか、自分の目でしっかり確かめられるといいですね。」

 開会式の後、さっそく田んぼに出て田植えを行いました。高校の先生方や高校生の皆さんのご指導のもとで、クラス毎に田んぼに入り、稲を植えました。

 田んぼに入るのが初めてという人が結構いたので、入るのに少し勇気が必要だったり、入ってしばらくは土と水の感触にキャーキャーの大歓声でした。でも、いざ田植えが始まると目つきは真剣に、しっかりと植えようという気持ちが伝わってきました。

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◇稲を真っ直ぐに植えること、土の硬いところまでしっかりと植えることなど、一つひとつていねいに教えて頂きました。

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◇少しずつコツをつかんできたのか、とても上手になってきました。

 

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◇「しっかりと育ってほしい」という願いを込めて、1本1本ていねいに植えていきました。

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 ◇さわやかな天候のもと、どこか懐かしい風景に出会ったようでした。