2011年10月19日(水) 4年生、福祉体験学習を行いました。
10月19日(水)、上田市社会福祉協議会から先生をお迎えして、4学年を対象とした福祉の授業をしていただきました。内容は、「うさぎとかめ」で、負けてしまったうさぎの気持ちを作文にするというものでした。しかし、書くのはただの作文ではありません。班のメンバーが一言も話さずに交代で1文字ずつ書き、作文を完成させるのです。
活動が始まり、それぞれがイメージした言葉になるよう文字を書き入れはじめましたが、友達が自分の思いもよらない1文字を入れたので困ってしまう姿や、悩んでしまってなかなか書けないといった姿も見られました。
今回の授業は、普段何気なくとっているコミュニケーションがとれなくなったらどんな気持ちになるか、を体験するものでした。最後の感想では「むずかしかった」、「友達が自分の考えたことと違う文字を書いておもしろかった」などの声が聞こえ、活動を楽しみながら学ぶことができました。
次回は、11月に行われる予定です。
◇講師の先生より、活動の仕方について説明していただきました。
◇一人ひとり考えながら「1文字」を書いていきます。
◇一人ひとりがそれぞれどんな思いで「1文字」を書いたかを説明し、みんなで「なるほど!」と納得しました。