2020年11月26日(木) 情報モラル講演会

5年生を対象に,前校長の宮原明人先生(現 戸倉小学校長)を講師として招き,『情報モラル講演会』を行いました。宮原先生は,子どもたちだけでなく私たち大人も驚かされるような事実を,客観的データに基づきお話してくださいました。

 

・1日平均1時間を超えてゲームをすると,テスト(数学)の点数は減少傾向がある。さらに,3時間以上ゲームやスマホなどに時間を費やすと,例え毎日2時間勉強したとしても,学習内容が身につかなくなってしまう(学習時間30分以下の人とテストの点数が変わらない)というデータがある)

・ゲームや通信アプリなどでスマホやタブレットを使えば使うほど,健康な人の脳にも影響を与え,子どもの学力にも差が出る。1時間以内にし,家庭学習と睡眠時間をしっかり確保することが大切。(LineやTik Tok等をやればあるほどテストの点が下がる中学のデータがある)

・ゲームのやりすぎで日常生活に支障をきたすゲーム依存症が「ゲーム障害」という病気として国際的(WHO)に認められている。

 子ども達は講演会を通し,「自分はけっこう重症だと思いました。メディアの時間を徐々に減らしていきたいです。」「ゲームの時間が,人生,将来にかかわっているとは知りませんでした。話を聞けて良かったです。」等,自分を見つめるよいきっかけとなったようです。

 

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