2011年2月18日(金) 大豆で豆腐作りをしました。

手作りのお豆腐はおいしいね

  生活科の学習で,先週2組が,そして今日1組が豆腐作りを体験しました。大豆から豆腐を作る。とても手間のかかることです。絞ったあとの物はおからとして食べることができ,無駄になる物は何もありません。昔の人はこのような物を身の回の自然にある物から作り出したこと,本当にすごいなあと感心します。水の加減や温度などなかなかすぐにはわからないところがあります。温度計がない時代には,人間の様々な五感を働かせて,その微妙な温度や濃度など作るために大切な要素を感じ取って作っていたのでしょう。
 鍋で煮ていくと,豆腐のにおいがしてきました。にがりを入れてじっと待つ間は,できるかな,大丈夫かなと期待と心配でいっぱいでした。じっくり絞って豆腐ができあがると,喜びの声が上がりました。
 味は・・・「おいしい。」「売っている豆腐と違うなあ。」「これだけで食べられる。」と,みんな感激していました。ほんのりと甘く,口の中いっぱいに大豆の味が広がりました。
 大豆からできる物や料理やについて調べ学習を進めてきました。大豆からはたくさんの物ができます。そのことに驚き,関心を持った子どもたちですが,作り方を本で読んだのと実際に自分たちで作ったことには大きな違いがあります。一生懸命作った豆腐の味は忘れないと思います。
 今回は多くの保護者の方もご一緒に作っていただけました。楽しく取り組め,また,安全面指導面で大変助かりました。どうもありがとうございました。
 とても手間がかかって大変な豆腐作りですが,またご家庭でゆっくり作ってみてください。